辛いことは、思い込みという「夢」から目醒めるチャンス

今、つらいこと、大変なことが起きているなら、

それこそ、「夢」から目醒める一大チャンスがやってきています。

 

最近、

社会全体から個々の人生まで、

さまざまなところでゴタゴタが起きたり、

思ってもみないトラブルに巻き込まれたり、
トラブル続きだったり。

 

そういったことが続いて、

先のみえない未来への不安が続き、

重たく鬱々とした気持ちになっている人も多いことでしょう。

 

 

ですが、それはある意味、

「人生の大転換」を意味しています。

これまでのあり方ややり方をキッパリやめて、

先に進めというサイン。

 

これまではなんとかなったかもしれないけれど、

もうそれはいよいよ、自然の流れに沿わなくなりましたよ、

というお知らせです。

ですから、以前のあり方、やり方を見直さずに

それを持ち運び続けると、大変に苦しいですし、

それを先のばしにすればするほど、

もっと苦しくなるでしょう。

 

人は、これまでのあり方、やり方を手放す

のがとても怖いと感じる生き物ですが、

ネガティブに感じるとき、苦しいときはどんなときも、

先に進む、本当に良いチャンスです。

これは、あなたを慰めようとして、

サービスで言っているのでもなんでもありません。

単なる事実を言っているだけです。

 

これまでの人生の中で抱えてきた、

その重たい思い込みに気づき、

その思い込みから解放される大チャンスなのですから。

 

気づかないと、その思い込みは外れませんが、

気づけばもう半分、外れたようなものです。

 

そして、私自身のこれまでのさまざまな経験からも、

これは断言するのですが、

これまで内側に溜め込んでしまった、数多くの様々な思い込みが

ある程度落ちなければ、

本当の幸せには出会うことはありません。

 

それは、

臭いものに蓋をしても、なくならないのと同じ原理です。

しかも、蓋をし続けると、どんどん腐っていきますね。

見たくない・感じたくないと思って

内側に押し込めてしまったそれらを

見たくない気持ちはわかりますが、

外にしっかり出して、ちゃんとゴミ処理してあげる必要があります。

 

本当の幸せは、内側に溜め込んでしまった

ネガティブな部分としっかり向き合い、

ちゃんと処理した先に、自ずと見えてくるものなのです。

 

決して生やさしくない、ちょっと厳しいかもしれないけれど、
それに向き合う勇気さえあれば、もう大丈夫。

 

そして、向き合うのがめちゃくちゃ怖い、というのも、

じつは単なるイメージ・思い込みであって、

向き合ったほうが、実際気持ちが断然ラクになります。

暗闇の中におばけがいると思って、

必要以上に怖がっていたけど、

実際光を当てたら、それは人の形にみえる木だった、

というようなもの。

(余談ですが、長年瞑想をしている私自身にとっては、向き合わないほうが心の毒だし、気持ち悪くてなりません・・^^;)

 

そして、これは、もうひとつの良いお知らせですが、

内側にさまざまな思い込みを溜め込んでいるのは、

あなただけではありません。

これは「人類共通にセットされたプログラム」のようなものです。

(自我の性質、というプログラムです)

 

ですから、「私だけが・・」、なんて思う必要は全くなく、

どんなに成功している人も、

キラキラして見える人も、

明るくてポジティブに見える人も、

おしなべて中身はみんな同じですから、

安心してください笑。

 

今は時代の流れの中で、

多くの人がこれまで抱えてきた、

それぞれに、

さまざまな「思い込み」を通してみている世界や人生

という

「夢」から目覚めるチャンスが到来しています。

 

そして、

この「夢」から醒めた時に、大安心の状態、

本当の幸せが訪れます。

 

思い込みを落とすには、

やはり内観や瞑想、

統合ワークといった方法などが根本的だし、

強力なので、とてもおすすめですが、

その他にもあなたがしっくりくるものがあれば、

それを採用されるとよいでしょう。

 

目の前の苦しいこと、つらいことにとらわれるのではなく、

その扉の向こうに、すでにある、本当の幸せの世界へ。

 

目の前の苦しいことに囚われるのではなく、

その出来事を、

自らの思い込みフィルターを落として

真実に出会うため、

本当の幸せに出会うために「使って」

みましょう。

 

 

今、苦しくても、悩んでいても、大丈夫。

ともに進んでまいりましょう。

 

はなみ ゆうか

外側依存症をやめる〜夢・理想と幸せは関係ない!?〜

先日、ウェルビーイングに関する誤解について、

という記事を書いたのですが(もしご興味あれば、そちらも見てみてください)

 

本日は、もう一つの切り口で、

ウェルビーイングの誤解について、紐解いてみたいと思います。

 

 

「夢を叶えたい、あれこれ実現したい・・」

 

私たち人は、

仕事でも、人間関係でも、収入でも、ライフスタイルでも、

 

なんでも、「外側の出来事」をなんとか

 

「自分の考える理想」に近づけようとします。

 

ですが、実際、なかなか理想通りには、

思い通りにいかない・・^^;

 

そして、その理想が高ければ高いほど、苦しいですね。

(以前の私は、結構理想が高かったです・・^^;)

 

 

では、

どうしてそもそも、人は「理想」を持つんでしょうか。

 

「理想」って実は、

「今が十分でない」

「今はまだどこかでダメだ」と

思っていることの裏返しなんです。

 

実は、「将来の夢」も同様。

 

「夢」っていうと、キラキラしたよいイメージを

持つ人も多いと思いますし、

 

幼い頃から、

「将来の夢を実現するために今頑張りなさい」って

いう教育が一般的なので、

当たり前の常識のように、

私たちの意識の奥底に染み付いています。

 

もちろん、

「今を十分楽しみながら、その時々やりたいからやる」

なら幸せですが、

 

「理想」や「夢」が思い通りにならないことで、

ネガティブに感じることも多いのではないでしょうか。

 

しかも、その理想や夢は、他者との比較の中での

相対評価、競争が絡むと、かなり厄介になってきます。

(SNS疲れ、とかもこれが原因)

 

さらに私たちは、

「人生に起きてほしいと願っている

その外側の事柄(夢、理想)を実現したら、

幸せになれる」

と思っていますが、そうではありません。

 

 

外側の事柄は、一瞬得たら嬉しいかもしれませんが、

あらゆる物事は、

常にうつろいゆくのが自然の摂理なので、

一定にそれを保持することはできません(諸行無常ってやつです)。

 

そして、その得たものを失う恐れ、

不安が出てくるので、

またその恐れに対処しようと、次の目標、次の理想、

次の夢に向かって走り続けます。

 

また、

いつも足りない、という気持ちが心のベースにあるので、

何かを得ても

それで安定して満たされることは決してありません。

 

 

そのように、ずーっと満たされた幸せや

安心感を感じられないまま、

未来に向かって走り続けていくループにハマっている、

というのが、

夢や理想の本当のカラクリです。

 

 

「外側の物事を実現したら、幸せになれる」

 

は、

 

「外側の物事を実現しないと、幸せになれない」

「これを実現していないから、今、幸せでない」

 

と表明することと表裏一体です。

 

 

でも、それ、本当ですか?

 

外側の物事は、

あなたの幸せと、本当に関係あるんでしょうか。

 

外側の物事は、幸せを感じるひとつの「道具」

「手段」かもしれませんが、

 

あなたが本当に欲しいのは、

「いつも幸せを感じていたい」(本当の目的)ですよね。

 

外側の物事と自分の幸せを強くリンクさせている

その強固な思い込み

(〇〇を実現しないと、ダメだと感じている

あらゆる思い込みのことです、あの人がこうしてくれなければ、

幸せでない、という人間関係も同じ)が、

今の幸せを邪魔して見えなくしているだけで、

自らの幸せとは全く関係ありません。

 

ダイレクトに、

「幸せ(安心感、安らぎ、愛、満たされた感覚)」

を求めれば、それは必ず叶います。

 

なぜならそれは、

表層の意識にのぼっていないだけで、

万人に共通して、

深いところで既に携えているものだから。

そこに意識を向ければ、ちゃんと応えてくれます。

 

 

もし、夢や理想といったものに違和感を持ち始めたら、

人生を思い通りにすることにストレスを感じたなら、

この「外側依存症」からは、脱却する大チャンス。

 

そのような不安定なものとはおさらばして、

いつも今、目の前に広がっている、

本当の幸せに会いにいきませんか。

 

 

ではでは、

本日も、ウェルビーイングな一日をお過ごしください^^

 

 

はなみ ゆうか

 

 

 

 

 

 

心の内なる旅の楽しみかた

あなたは旅が好きですか。

もしくは、ドライブが好き、という人も多いかもしれません。

 

私は運転は、ほぼペーパードライバーなのですが^^;

旅は昔から好きで、

国内外問わず、

好奇心に任せてこれまで色々なところに行きました。

 

今日は、そんな旅と心の世界を絡めての小話。

心の内なる探究は、旅とよく似ているなぁ、と

思うからです。

 

なぜなら、これまで気づかなかったことに気づくと、

新しい世界が開けてくるから。

 

そして、さらに奥に進んでいくと、

その扉の向こうに、どんどん新たな世界が見えてきます。

 

 

旅と違うのは、

まだ知らない未知の場所に辿り着くのでも、

何か新しいものを発見するでもなく、

 

いる場所は同じ、というところ。

そして、「すでにあった」ことに気づいていく、

というところが、通常の旅とは大きく異なります。

 

 

でも、気づきという扉を開く前と後では、

捉え方が全く変わっているので、

同じ場所にいても、全く違って見えます。

 

しかも、徐々に、起こる現象自体も変わるから

(突如として変わってしまうケースもまれにありますが)、

面白いですね。

 

 

そして、世の中に数多く存在する心のワークというのは、

内側の旅を深めていくことに他なりません。

 

 

ここで、心のワークを紹介する講演、ワークショップ

を務める講師やファシリテーターは、

そこに参加される旅人1人ひとりの、

単なる「ツアーガイド」にすぎません。

 

もしくは、運転好きの方には

カーナビさん、というのがしっくり来るかも

しれませんね。

 

決して、「先生」と呼ばれるような偉い人でも

強者でも、特別な存在でもありません。

弱い者を助けるヒーローでもありません。超フツーです笑。

そもそも本来、

救いも、強さも、全て一人ひとりの中にありますから、

助けるものも助けられるものもありません。

誰もが全て、完璧です。

(この、すでに完璧だったことに気づくことが

内なる旅の醍醐味です)

 

ただ、旅の途中、

ツアーにご参加されている旅人さんが、

道すがら、方向がわからなくなってしまったり、

途中で迷子になってしまったりしたら、

ガイドさんは

旗を振って、こっちですよーって

声をかけると思います。

 

見知らぬ土地にいくときは

ガイドさんがいるとスムーズに旅ができるし、

安心ですね。

 

暗い場所は特に、灯りの方向に進んでいく

ことが大事です。

 

内なる旅のツアーガイドも、全く同様の役割です。

 

そして、内なる旅の体験自体は、旅人1人ひとりがします。

旅の味わいも楽しみ方も、旅人それぞれですし、完全に自由です。

 

内なる旅のガイドは

「こんなに素敵なところなんですよー、ここは。

とってもおすすめなんです!ぜひ自由に楽しんで

いってください^^」という感じで、

なんら普通の旅と変わらない、

現地おすすめ!のご紹介に近いです笑。

 

ガイドは、これまでたくさんの旅の経験をしてきた中で、

この素敵な場所をもっと

シェアしたいと思っているし、

この素晴らしさをみんなと分かち合いたい、

と心から思っていて、

そのシェア自体を楽しみ喜んでいる、といった

感じでしょうか。

 

最近、ワークショップを開催していて、

改めてこんなことをふと、思いましたので、

シェアさせていただきました。

 

散文、つらつらとお許しください^^;

 

また、6月、7月に定期開催しているウェルビーイング・ワークショップにてお会いできる、ご縁のある皆様と一緒に、

引き続き、奥深い、素晴らしい旅の体験を楽しみたいと思います^^

 

それでは本日も、ウェルビーイングな1日をお過ごしください。

 

 

はなみ ゆうか

 

 

 

 

 

 

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